ヘアメイクアップアーティストとは?

ヘアメイクアップアーティストとは、その呼称通り、自分以外の人を対象に、ヘアメイク(髪を整え、お化粧をする)を施す専門家を指します。

 

人の“見栄え”を整える仕事

ヘアメイクアップアーティストが必要とされる場面は、何と言っても、一般の人々に注視されがちな“見られる職業”に就いている人が多くなっています。

 

“見られる職業”に就く人とは、ご存じの通り、TVに出演するタレントや歌手、俳優、モデルや政治家などです。

 

ヘアメイクを通して、その人のイメージ、モデルの場合はデザイナーやアートディレクターの意図したイメージを具象化する点で、ヘアメイクアップアーティスト仕事の比重は大変重いものがあります。

 

映画の特殊メイクなども、専門的な知識に加えて造形テクニックも必要とされます。

 

対象の個性を見抜く眼

一般の人々が、ヘアメイクアップアーティストのわざを必要とする場面は、やはり結婚式ではないでしょうか。

 

結婚式の前に衣装を付けて撮影する“前撮り”では、写真映りをよくするための濃いメイクは必須ですが、私たちは皆、骨格が異なりますし、肌や目だけでなく、最近では、髪の色もさまざまです。

 

そんな中、ヘアメイクアップアーティストは、自分がこれからヘアメイクを施す人が持っている長所と欠点を一瞬にして見抜き、その人を最大限に美しく見せるためのメイクに習熟していなくてはなりません。

 

人間性も重要です

式の最中に、新婦の歯に紅が付いたり、汗で白粉が落ちる、などの化粧崩れが起きないよう、細心の注意を払わなくてはなりませんし、時として、新婦の緊張を解き、少しでもリラックスしてもらえるよう務める役割もないではありません。

 

優れたヘアメイクアップアーティストとは、専門知識と高度なテクニックを身につけた人だけを指すのではありません。

 

メイクを施される人をはじめ、周囲の人びとへの心づかいやマナーをしっかりと身につけた上で、仕事の成果を出してこそ、初めてプロとして認められることができるのです。